モンタビスタソフトウエアがMobilinux(モビリナックス)製品を発表

モバイル、ワイヤレス機器向けに高度に最適化、
業界初のLinuxオペレーティング システム


2005年4月25日(現地時間)米カリフォルニア州サニーベール発−
組込みおよび通信市場向けのLinux OSと開発プラットフォームのリーディング プロバイダであるMontaVista Software Inc.(以下、モンタビスタ)は、本日、自社の主要分野であるモバイル、ワイヤレス機器の開発向け新製品「Mobilinux®(モビリナックス)」を発表しました。Mobilinuxは、MontaVista Linuxプラットフォームの第4世代製品です。MontaVista Linuxは、世界中で広く採用され、モバイル機器向けとしては唯一実績のあるLinuxソリューションを提供します。

Mobilinux4.0は、モバイル業界全体を対象とし、Linuxベース携帯端末向けリファレンス アーキテクチャの構築とその促進を目的とするプログラムであるMobilinux Open Frameworkのコアとなります。このように位置付けられるMobilinux 4.0は、差別化とコスト効果に優れた携帯電話の設計を可能にするオープンで柔軟性に富んだOSを提供します。また、電話会社向けに、ネットワークから端末までを網羅する単一のプラットフォームの活用を可能にします。

モンタビスタのエンジニアリング担当バイス プレジデント、ケビン モーガン(Kevin Morgan)は、次のように述べています。
「従来にない携帯端末の新機能や新たなモバイル データ サービスを実現することへのプレッシャーで、従来のリアルタイムOSは、その能力以上の要求を求められています。携帯端末メーカーは、Mobilinuxがオープンでフル機能のOSへの移行機会を提供すると考えています。プロプライエタリなOSとは異なり、Mobilinuxはスケーラブルなプラットフォームにより、携帯電話会社や携帯端末メーカー、機器開発者向けに差別化を実現する機能や高機能電話の構築を可能にします。」

モンタビスタは、本日の製品発表と、今年2月のMobilinux Open Frameworkプログラムの発表を通じ、携帯電話業界で増大するLinuxの採用を推進し続けます。MobilinuxをベースとするMobilinux Open Framework は、機器メーカーに柔軟性と選択肢を提供し、電話会社の仕様要求を満たす電話の開発と、設計やサービスの差別化を実現します。


Texas Instruments社Cellular Systems、OMAPワールドワイド ジェネラル マネージャー Richard Kerslake氏より以下のコメントをいただきました。
「Linuxを自社のワイヤレス端末や機器のOSに採用しようと考える機器メーカーは世界中で増加しています。」「モンタビスタのMobilinuxをTIのOMAM™ プロセッサと組み合わせることで、ワイヤレス機器のOEMに柔軟性に富んだスケーラブルなソリューションを提供し、彼らが製品差別化の機会を実現するとともに、自社のユニークな付加価値提供に注力することを可能にします。」

Yankee Groupのシニア アナリスト John Jackson氏より以下のコメントをいただきました。
「世界中のモバイル産業では、開発の分散化を抑制し、新たな機器や新サービスの展開に関わるコストをコントロールしたいと考えています。Linuxのようなオープンでスケーラブルなクライアント ソフトウェアへと需要はシフトしています。」「Mobilinux Open Frameworkで見られるように、MobilinuxはモバイルLinuxのエコシステムの強力なベースとなり、この分野におけるモンタビスタのリーダー的ポジションをさらに強化します。」

Mobilinuxは、ワイヤレス携帯端末とモバイル機器用に最適化されたLinux OSと開発環境です。
電源管理、ハード リアルタイム パフォーマンス、高速起動、フットプリント縮小といった要求に対応します。

Mobilinuxはその設計において、以下の要件に注力しています。
1. オープンな業界標準テクノロジにより、端末メーカーと携帯電話会社の仕様に対応すること。
2. プラットフォームの安定性、スケーラビリティを保証すること。
3. 電源性能とサイズ パフォーマンスの最大化。

Mobilinuxの特長
  • 主要機能の強化
    ・ 2.6ベースLinuxカーネル
    ・ フットプリントの改良
    ・ 高速ブート(1秒未満)
    ・ イベント ブローカー(define、publish、subscribe)
    ・ 安定性、信頼性の向上
  • 先進のリアルタイム サポート
    ・ マス マーケット向けシングル チップ携帯電話のための設計要求に対応
  • 電源管理機能の強化
    ・ DPM(Dynamic Power Management)機能による電源性能の向上。
    ・ MontaVista Power Manager機能
    ・ クロス プラットフォームDPMライブラリ
    ・ その他機能により電源性能を向上。
  • DevRocket開発環境の強化
    ・ ARM EABIサポート。標準のサードパーティ ツールとの互換性を確保。
    ・ Thumbモード対応コンパイラのサポート
    ・ バージョンアップされたEclipse 3.0.1とCDT 2.1テクノロジを採用
    ・ デバイス マネージメント ツール群
    ・ 高度なシステム測定ツール
  • ユーザ インタフェースのためのグラフィカル レイヤの統合
    ・ オープンなKDrive (TinyX)、GTKテクノロジの採用

リリース
Mobilinuxは、2005年第2四半期にリリース予定です。
製品に関する詳しい情報は、info@montavista.co.jp へお問い合わせください。

Mobilinux Open Frameworkについて
Mobilinux Open Frameworkは、Linuxベース携帯電話を開発する端末メーカー、オリジナル デザイン機器メーカー、携帯電話会社に携帯電話用リファレンス アーキテクチャを提供するエコシステム プログラムです。リファレンス アーキテクチャは、世界的なソフトウェア メーカーが提供するモバイル ソフトウェア コンポーネントで構成され、Mobilinuxオペレーティング システムに移植され、業界の主要な半導体上に提供されます。プログラムに関する詳細は、www.mobilinux.comをご覧ください。

モンタビスタソフトウエアについて
モンタビスタは、オープン ソース プラットフォームの提供を通じて、システム設計者による多岐にわたるネットワーク対応のインテリジェント機器、通信用インフラストラクチャの革新を可能にします。商用レベルのLinux ベース オペレーティング システムをソフトウェア開発者に提供します。MontaVista Linuxは、ユニバーサルな開発プラットフォームで、お客様の製品の差別化を可能にし、より低い総開発コストで、より早い製品化を実現します。MontaVista Linuxは、世界的な大企業により採用されています。
リアルタイム オペレーティング システムの先駆者ジェームス・レディ(James Ready)により1999年に設立され、米カリフォルニア州サニーベールに本社を置きます。モンタビスタは、主要投資企業や戦略的な投資家より出資を受けた株式非公開企業です。詳しくは、www.mvista.comをご覧ください。

モンタビスタソフトウエアジャパン株式会社は、MontaVista Software Inc. の100%日本法人として2000年7月に設立され、日本市場に対して組込みLinux、およびそれに関わるあらゆるサービスを提供しています。
詳しくは、www.montavista.co.jpをご覧ください。

Linux は Linus Torvalds の登録商標です。MontaVistaとDevRocketは、MontaVista Software Inc.の商標または登録商標です。その他のすべての名称は、各社の商標、登録商標、またはサービス マークです。

モンタビスタは、主要な携帯機器メーカーが参加し、コンスーマ エレクトロニクス機器向けのオープンソース プラットフォームとしてのLinuxの進化に注力するConsumer Electronics Linux Forum (CELF)の会員であり、これに積極的に貢献しています。Mobilinux Open Frameworkプログラムは、CELF仕様の発展を支援します。

 

【問い合わせ先】
モンタビスタソフトウエアジャパン株式会社
TEL: 03-5469-8840 FAX:03-5469-8841
Email: info@montavista.co.jp